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幸せのおすそ分け

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はじめまして。昨年末よりSTAND UP!!メンバーとして参加させて頂いているヒロです。

現在は中国地方の大学院生をやってます。

自分の病気(左脛骨近位骨肉種)に関する告知を受けたのは2003年でした。その後,9か月間で治療を終えました。術後の後日談として腫瘍の大きさは直径15cm(なんとビック!!)と知りました。そう,私の場合は早期発見とはいかなかったらしいのです。実は今現在の主治医に出会う前に足の痛みのため実家近くの整形外科に通院していました。そもそも骨肉種は画像診断が専門医でなければ難しいという特徴があるらしいのです。私の場合も画像診断が難しかったらしく,発見が遅くなってしまった経緯がありました。

当時の私の気持ちとして,「誤診なのかな~,もっと早く発見してくれたら・・・」なんて後悔の念がこころのなかをいっぱいにしていました。こんな心持ちだから,やっぱり気持ちよく治療を受けたり人と接したりできなかったです。治療も決して楽じゃなかったので,「苦しい!!!」って叫んでましたし。でも入院中に出会った同じ病気の戦友やそのご家族,看護師さんたち,医師たち,自分の家族,友人などなど,たくさんの人に励まされて,笑顔をたくさんもらって,なんとか治療を前向きに受けることができたと,今振り返って思います。

 私が学んでいる心理学で,人のこころをコップに例える先生がいらっしゃいました。その人曰く,コップに人から受けた親切,愛情や笑顔でコップを満たしてあげると,その人のこころは満たされてとても良い状態になるという話しでした。さらに満たされたコップは溢れ出して他の人のコップをも満たしていくというのです。大袈裟かもしれませんが,「幸せのおすそ分け」というんでしょうかね(笑)。

 がん患者になるというイベントは決して必要なことではないと思います。だって辛いこともたくさんですから。だからこそ,患者さんやサバイバー同士で辛いことは「辛い!!」と言い合いながら,「幸せのおすそ分け」ができるような仕組みや社会であったらいいなって思ってます。

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■大原薬品工業株式会社様
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■ゴールドリボンネットワーク様
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■樋口宗孝がん研究基金様
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